人口授精費用の内容は?妊娠確率はどれくらい?

不妊治療の一環として行われる人工授精。不妊治療というと費用負担が気になる方も多いと思いますが、人工授精は大きな負担なく、チャレンジすることができる治療法です。今回は、人工授精にかかる費用や内容、痛みの有無や気になる妊娠の確率について解説します。

 

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【人工授精とは】

人工授精とは、採取した精液を子宮に直接注入する治療法です。直接注入することにより、精子を卵子が受精しやすくします。不妊治療のステップとしては、タイミング法に続く2ステップ目として取り組むことが多い治療法です。(3ステップ目は体外受精。)

<人工授精の費用>

人工授精自体の費用は、平均的には15,000円~30,000円程度となります。この治療は保険適用外で、全額自己負担です。人工受精の前後に数回の診察、排卵チェック、場合によっては排卵促進治療等も加わりますので、実際には、人工受精費用にタイミング法の費用をプラスした金額がかかると考えましょう。人工受精費用はクリニックによって設定に差がありますので、治療希望の際には、予め問い合わせをしておくほうが安心です。大学病院や公立病院では比較的負担が少なく、個人の不妊専門クリニックが割高になるケースが多くなっています。

<人工授精の内容、痛みの有無>

人工授精はタイミングが大切です。排卵から24時間以内のタイミングで人工授精を行えるように定期的に通院する必要があります。医療機関では、排卵のタイミングを確認もしくは予測し、人工授精の日を決定します。精子の採取は自宅もしくは医療機関にて行い、提出し、精液の洗浄や分析を行った上で子宮内へカテーテルで直接注入します。この治療では、男性、女性ともに痛みを感じることは殆どありません。女性は、まれに出血を伴う場合がありますが、問題はないといえるでしょう。人工授精後は、感染予防のために抗生物質を処方されるケースがほとんどです。

 

【人工授精の妊娠の確率】

人工授精の妊娠の確率は、5%から10%前後といわれています。ただし、女性の年齢によって確率に差はあり、年齢が高くなると確率は下がっていきます。年代別の妊娠確率は下記とされています。

・20代:11.5%

・30代前半:10.3%

・30代後半:8.5%

・40代:3.9%

卵子は年齢を重ねるとともに老化し、卵胞ホルモン、黄体ホルモンの分泌量が減る傾向にあります。そのため、30代後半以降は一気に人工授精での妊娠確率は低くなっています。

1回目の人工授精で妊娠する場合ももちろんありますが、数回行った上で妊娠するケースのほうが多いといえます。一般的に5、6回の人工授精を経ても妊娠できない場合は、体外受精へのステップアップの検討をすすめられます。

 

いかがでしたか?

人工授精は、不妊治療に取り組む方の多くがチャレンジしている治療方法です。自然妊娠に近い形で妊娠することができ、費用負担もそこまで高額にはなりません。クリニックで人工授精をすすめられた場合、パートナーと相談の上、前向きに検討されるのも良いかもしれませんよ。

 

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