「待機児童問題」など、小さなお子さんの預け入れ先を取り巻く環境は社会問題にもなっていますよね。ご家庭によっては、お子さんを保育園と幼稚園、どちらに通わせるべきか悩んでいるケースもあるかもしれません。今回は、保育園と幼稚園の違いについて詳しく解説します。
【保育園とは】
保育園とは、保護者が働いている、病気にかかっているなどの理由で、家庭で児童の保育ができない場合に保護者に代わって保育することを目的とする児童福祉施設です。したがって、集団生活を体験させるため、あるいは下の子どもの保育に手がかかる、などの理由では入所の対象になりません。上記以外にも、介護や保護者が就学している場合などにも入所の対象となります。0歳児から小学校入学前の児童までが入所対象となります。
【幼稚園とは】
幼稚園は学校教育法に基づく「学校」です。3歳から小学校入学前までの子どもは、全国どこでも共通の教育課程に基づく教育を受けることができます。幼稚園の標準教育時間は4時間ですが、最近では通常の教育時間終了後も引き続き保育を延長する「預かり保育」をする園も増加しています。
【英語の教育】
最近では、保育園、幼稚園で英会話授業を導入する園が増えており、6割くらいの園において英語教育が行われているとみられています。英会話授業に関しては、英語教育専門業者が提供しているケースが多く、保育時間中に派遣講師が授業を行ったり、降園後に課外授業として行ったりしています。
【給食について】
ママが気になる給食についてですが、保育園は認可保育園の場合、給食室の設置が最低基準となっているため、通常、給食はあります。一方で、幼稚園の場合は、園によって様々です。給食室を設置している園もあれば、給食センターから給食を取り寄せる園、お弁当の園、週1~2回のお弁当もしくは給食など、特に規制がないため園の判断となっています。
【料金について】
まず、保育園の費用ですが、認可保育園の場合、住んでいる自治体が算出基準を定めています。基本的には世帯年収(住民税)によって保育料が定められており、収入が多い家庭ほど保育料があがる仕組みとなっています。多くの自治体がホームページなどで算出の基準を公開していますので、早目に確認をすることも可能です。自治体によって世帯年収の考え方が異なる場合もありますので(世帯全員を合算するケースや父母の収入のみ合算するケース等)、チェックしておくと良いでしょう。また、子どもの年齢によっても保育料は差があり、一般的には子どもが小さいほど高額となっています。最も人手がかかる0歳児が一番保育料は高くなります。また、2人目以降の子どもの保育料は安くなるケースも多くなっています。ちなみに、無認可保育園は自治体からの補助制度等もないため、一般的に保育料は一律の料金となっています。
幼稚園についてですが、法律上「学校」の位置づけになることもあり、保育料は一律です。幼稚園の費用で特徴的な点は、公立と私立でおよそ2倍の差が出る、という点です。また、入園料や送迎バスの費用、中には冷暖房費用等が別徴収となっている園もあり、事前に諸費用の確認をしておいたほうが良いかもしれません。園指定の制服やバッグ等の費用がかるケースもあります。
いかがでしたか?
我が子を預ける保育園や幼稚園、預ける先によって環境や費用は様々です。家庭の状況にマッチした形でお子さんの最初の入園先を決められるよう、事前のリサーチはマストですよ!
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