妊娠中の頭痛、腰痛、腹痛、頻尿の原因とは?

ansei ninpu
妊娠中には、体調の変化による様々な身体的苦痛が起こることがあります。
つわりを乗り越えて、ホッとしたのもつかの間、頻繁に起こる頭痛、胎児の成長に伴う腰痛や腹痛、さらに頻尿など、次々に妊婦は問題の連続に耐えなければなりません。
それらの痛みや苦しみを原因を知ることで、精神的に軽減させる対処法を調べてみましょう。

 

頭痛の原因と対策

この頭痛、超初期と初期、中期にも現れる症状です。
つわりよりも早く頭痛で妊娠に気づく可能性もあります。
妊娠超初期と初期の頭痛は、その殆どが偏頭痛のようで、原因は妊娠することで大量に分泌される「黄体ホルモン」の影響を受けます。
ズキンズキンと脈打つ痛みのため、生活が普通にはできなくなり、酷い場合には
嘔吐したりもします。
「黄体ホルモン」の仕事は、着床した受精卵を守ることですが、その一つに血管を広げて血液環境を良好に保とうとする働きがあります。
血管の周りにある神経が、脈打つ度に圧迫されて頭痛につながり、嘔吐の中枢をも刺激します。
対処法としては、「こめかみや後頭部・首筋の広がった血管を冷たいタオルで冷やす」「静かな暗い部屋で安静にし、軽く睡眠をとる」「医師と相談し、妊娠中でも使用できる漢方薬などを服用する」などの方法がありますから、自分に合ったものを工夫してみてください。
妊娠中期の頭痛は、肩凝りや腰痛が原因の場合が多いです。
大きくなっていくお腹や乳房の重みで、体のバランスが崩れてしまうために起こる痛みです。
腰痛から背中や肩にまで凝りと痛みが達して、頭痛になるというケースです。
対策は、無理のない範囲でのストレッチや、首から肩まで蒸タオルで温めるなど
試してみましょう。
妊娠中の頭痛は『ホルモンバランスの乱れ』『体型の変化に伴う筋肉の変化』によるものですから、必然と考えてできる対処法を探してください。

 

腰痛は初期から続くことも

頭痛は妊娠によるホルモン分泌の変化から起こりますが、腰痛も月数に応じて変化するホルモンが作用しています。
妊娠後すぐに始まるホルモンの働きで、骨盤は少しずつ開くよう促されます。
骨盤は不安定になり、周りの筋肉に負担がかかって腰痛を引き起こします。
筋力の弱い人では、妊娠初期から腰痛になりやすいのです。
胎児が出産時に通りやすいよう「関節や靭帯を緩めるホルモン」は、4ヶ月でピークに達し、以後は低下します。
後期でまたまた増加しますから、その分泌に応じて腰痛も変化します。
初期の運動は流産に繋がりますから安静が必要ですが、安静ばかりでは筋肉も固まってしまいます。
腰痛を軽減させる腹巻や、温浴、軽い運動など、体を温める工夫もしましょう。
また生活の変化に伴って日常的に、体を動かすよりも、テレビやパソコン、携帯電話等々、動かずに座った状態での「頭や目の酷使」が増加します。
「頭の緊張」や「目の疲労」「長い座った状態」は、骨盤にも影響して硬直による腰痛にも繋がります。
一日の使用時間を決めて、脳や目を休ませて上げましょう。

 

心配な腹痛と対処できる腹痛

妊娠初期の腹痛は、体内でのホルモンの活性化に伴って急激に変化する結果ですが、軽い腹痛です。
下腹部の「チクチクした痛み」や「ズンズンという鈍い痛み」です。
大体1ヶ月程度で、自然と収まっていきます。
一番心配な流産ですが、この時には生理痛のような腹痛と同時に腰痛も伴う場合があります。
我慢できないくらいの強い腰痛と、出血が伴う場合は注意が必要ですから、すぐに診察を受けましょう。
後期に入って胎児が活発に動き始めると、その刺激で腹痛を感じることもあります。
胎動が激しい場合には、楽な姿勢でリラックスした状態をとりましょう。
赤ちゃんに、優しく声を掛けてあげてください。
イライラは絶対に禁物です。
後期には、腹痛ではなくお腹の張りを感じることが多くなります。
静かにすることで落ち着く場合が多いのですが、長く続くようなら医師に相談しましょう。
また、便秘による腹痛も起こる場合があります。
これは母体の体質変化によるものもありますが、ストレスや運動不足も原因となります。
食事療法や運動療法などを取り入れてて、1日か2日に1回の排便のコントロールが必要です。
あまりに酷い場合は、医師との相談の上、安全な処方を受けてください。

 

頻尿の心配と対策

妊娠は個人差の大きいものですが、頻尿もまた人によって様々です。
初期から臨月までずっと続く場合もあるようですが、一般的には中期には落ち着くとされています。
子宮が大きくなって、膀胱が圧迫されることが原因です。
とくに妊娠後期には、膀胱が子宮の前に位置するために圧迫が強く、頻尿がなりやすいとされています。
治療法は特にはありませんから、膀胱炎にならないよう我慢のしすぎには気をつけましょう。
「腹圧性失禁」と呼ばれる尿漏れは、妊娠時特有の生理現象です。
あまり気にせず、パットなどで清潔に保つようにします。
対策のポイントは、膀胱を支えている骨盤底筋群を鍛えることに尽きます。
簡単な方法を調べて、できる範囲で対策を考えてください。
利尿作用のあるカフェインを控え、冷えないように注意が必要です。
大変だからこそ誕生が嬉しい
つわりに始まり、腰痛、腹痛、頻尿と、妊娠前には考えてもいなかった特有の症状が次々と起こります。
妊娠に伴う自然現象で、誰にでも起こることなのですから、赤ちゃん誕生までの通らなければならないプロセスと考えて、ひとつひとつを気にし過ぎないようにしましょう。
そのときそのときを精一杯楽しく過ごすことが、嬉しい結果に繋がるはずです。
妊娠中のママさんに少しでもお役に立てたらと思います。

 

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